FORECASTには、情報の分析に基づく“予測”や“見通し”という意味があります。
関連法令はもちろん、傾向やこれまでの実績など、あらゆる情報から将来の見通しを検討し、お客様にとって最善と考えられるご提案を心掛ける。そんな私たちの想いを込めた事務所名です。
おかげさまで、2025年に開業15年目を迎えました。複雑なご事情、難易度の高い案件への対応力を磨く努力を、自分たちなりにしてまいりました自負もございます。
しかしながら、私たちがお手伝いできるのはお客様方の人生の、一場面で必要が生じた「一手続き」にすぎません。
どんなに困難な案件を解決に導いても、お客様にとってそれは「スタート」にすぎません。
法人を設立し、どのような難しい許認可を得ようとも。複雑なご事情を抱える外国人の方が、いかに難しい審査を経て、日本での在留を認められたとしても。どれほど複雑な相続関係を整理し、登記手続きを円滑に進められたとしても。
とかく、私共行政書士・司法書士をはじめとした、いわゆる「士業」は、難易度が高い手続きをこなせばこなすほど、手続きの完了がゴールであると見誤りがちです。しかし、それは全くもっておこがましい自己満足であって、お客様にとってはようやくスタートラインに立てたにすぎません。
本当に大切なのは、その先にあるお客様方お一人おひとりの事業や人生であり、私たちにできることはほんの限られたことなのです。
私たちができるのは、その「ほんの限られたこと」だからこそ、お任せいただいた業務に対し、専門家として真摯に、実直に取り組むべきだと考えております。
常に謙虚に学び、正しい法律知識を身に付け、お客様にとって最善と思われるご提案をしてまいりたい。
もちろん、私たちに未来を完全に予測する力はありません。しかし、不確かな将来に備えるいちばんの方法は、今できる手続きを正しく、ごまかしなく行うことだと、私たちは考えます。
手続きの正確さを徹底し、適法な道筋を一つひとつ丁寧にたどること。それこそが、将来への安心と信頼につながる最良の備えであり、私たちの基本方針です。
最善の提案も、正確な手続きも、健康な心と体があってこそ。
所員全員が心身ともに健やかであることが、お客様への最善の支援につながると考えております。